Core i3と黒鼓で組んでみよう(自作PC) part.3
動作確認編です。
CPUの性能については、通常使用によるパワー不足感は特に無いため、
ここではグラフィック性能について見てみましょう。
まず、今回のPC組み立ての主目的であるマインクラフトでの動作ついて。
mod盛々でも十分滑らかに動いてますね。
画像はRotaryCraftの蒸気エンジン等がギアともども
快調に回っています。
こちらはRotaryCraftのキャノーラ畑。
スプリンクラー(もみじMOD)の水しぶきも滑らかです。
では、他のベンチではどうでしょうか。
PSO2ベンチでも十分快適なレベルとのこと。
動作検証中も特にカクツキ等は気にならなかったです。
DirectX環境であれば、私が以前使っていたGTX 750Tiとかの方が
コスパ的にも良いのでしょうけれども、
私の用途であれば、Quadro K620は最適な選択肢かなと思います。
(対ソフト性能&収納スペース(ロープロファイル)の両立)
ただ、マイクラでも無理をさせると、黒鼓の上面がかなり熱くなるので、
その場合にはファンの風量を最大にするなど、
調整しながら使っていきましょう。
Core i3と黒鼓で組んでみよう(自作PC) part.2
さて、今回は組み立て編です。
マザボにCPUを入れて、クーラーを載せて、
さくさくっとメモリとグラボを挿して、電源や端子類を繋いだら、こんな感じ。
その後、電源を固定して、ケーブルを束ねて。
ストレージも固定して、
基本的な部分は出来上がり。
後は枠をはめて完成。(硬いのと傷付きやすいので注意)
難点 その1(電源回り)
下の写真の赤枠部分に注目。
電源ケーブルの付け根(緑)と電源のスイッチ(青)が
微妙に接触しているのが分かると思います。
これについては、勝手にスイッチを切られないために、
付け根の下の部分で電源ケーブルにひねりを加えてやって、
電源をオンのままで保つ体勢にしてやる必要があります。
難点 その2(ケースファン)
Quadro K620 がロープロの薄いグラボとはいえ、
組み込み時の写真にもあるとおり、
ケースファン(付属の青いやつ:25mm厚)との隙間はほんのわずかです。
上面のスイッチやLEDに繋がるケーブルも
丁寧に配線しないとファンの回転に引っかかります。
しかも、その後の使用時に、
上下で向き合うグラボとケースファンによる気流の流れが相反するためか、
ケースファンが急に轟音を唸りだしたりして、動作が不安定になりました。
そのため、上面のケースファンは12cm角で15mm厚のものを
買い足して交換することにしました。
Cooler Master XtraFlo 120 Slim は静かで満足していますが、
他に選ぶとすれば、AKASA Slimfan AK-FN078 あたりでしょうか。
なお、下面のケースファンは、折角なので Cooler Master で揃えて、
静かな25mm厚、かつ、PWM対応の Silencio FP 120 PWM を使用しています。
難点 その3(DisplayPort)
他の方のユーザーレビューにもあるとおり、
黒鼓に Quadro K620 を載せた場合、
DisplayPortの接続部分が一部埋まってしまって使えません。
私は、おとなしくDVI-D(デュアルリンク)で繋いでいます。
組み立て編は、以上です。
次は、使用感のレビューですね。
Core i3と黒鼓で組んでみよう(自作PC) part.1
今回は、今更ながらPCケース「黒鼓(KT-PI314)」を使ってメイン機を組んでみます。このケース、最近は赤色が登場したようですが、私は黒色を使用します。
パーツ構成
CPU Core i3-6320(3.90GHz)
このブログの表題でもあるCPU。
小型PCを組む上で発熱量も少なく、性能も必要十分。
高性能CPU(Core i7-5775c等)も悪くないけど、
身の丈に合っている感じが好きな、私の一番のこだわりポイントです。
CPUクーラー リテールクーラー
小型PCを組む時、純正クーラーは割とオススメ。
背の低さが丁度良く、純正なだけに
周辺パーツと干渉する可能性が少ないのが、良いですね。
(替えるとしたら、小太刀とかかなぁ。)
安くて信頼のASUS製。
基本的に有線LANで使用することもあり、
Wi-fiやM.2スロットといった余計な機能は無い方がシンプル。
メモリ ADATA DDR4-2133 8GB x2
DDR4が使いたかったので買った。
ADATAは、以前よりSSDでお世話になっています。
これも今回のこだわりポイント。
グラボに求める条件は、
①黒鼓に入るぐらい薄い!
②RAMが2Gある!(気持ちの問題か。)
③マイクラ(大規模MOD導入)が快適に遊べる!
というわけで、別にCADとかやるわけじゃないけど、
①~③の全てを満たす、OpenGL特化のQuadro K620を採用しました。
なお、黒鼓に入れる場合は、パーツ干渉のため、DisplayPortは使用できません。
ストレージ MQ02ABD100H(1TB)
いわゆる、ハイブリッドSSDと言われるもの。
ストレージを1枚だけにするならば、検討に値するでしょう。
ケース ITC 黒鼓 KT-PI314
今回のメインパーツ。
この丸みを帯びたフォルム。
全体的にマットな質感。
ゴミ箱ではない!鼓だ!ということで、
Mac Proともゴミ箱ともキャラ被りでないことを強調していく姿勢。
とても好感が持てます。
なお、側面は大変傷が付きやすいので、注意して扱いましょう。
傷部分を黒いマジックで塗ると残念なことになるよ!(一敗)
電源 SilverStone SST-ST30SF
小型PCに定番の電源ですね。
静音性が高く、値段もリーズナブルです。
惜しむらくはプラグインでないことか。
あと、黒鼓に組み込む場合は、少しポイントとなる点がありますが、
それは後述します。
ケースファン(後日買い足し)
上側 Cooler Master XtraFlo 120 Slim
下側 Cooler Master Silencio FP 120 PWM
黒鼓にはケースファン(2個)が付属しているのだけれど、
訳合ってケースファンを買い足し。
XtraFlo 120 Slim は、15mm厚で、
Silencio FP 120 PWMは、25mm厚。
ケース上面のファンコンには上側のファンのみ接続し、
下側のファンは、マザーボードに接続してPWM制御をしています。
なお、発光はしません。
さて、今回はパーツ紹介で終わってしまいましたが、
次回は組み立て作業を行います。